乗鞍、福井

祖母の米寿のお祝いに、父母をのせ、2泊3日。中央高速を走り、初日乗鞍高原
に一泊、R158から北陸道をとおって、芦原温泉入り。
かえりは、北陸から、R18で関越につないで一気に帰宅。
これが一番早い。でも、北陸のトンネル連続26本?はきつい・・・。
総走行距離1085km。

松本城
本来なら寄りたかったところ.黒い外観は烏城ともよばれる。中に入ると、
よくある鉄筋コンクリートの城とは違い、暗めで、趣向をこらした珍しい造り
に本当の城の雰囲気が伝わってくる。
険しい階段を一番上まで上ると、松本市内が一望できる。
城の周りは公園になっているが、さほど広くなく、(天守閣ちかくまで、市街

地が迫ってきている。

以前行ったとき、ゆうすけは2才だったが、それなりに楽しそうだった。
次回松本に行ったら、またよりたい。

乗鞍高原ペンションのりくら

朝9:00東京発、中央高速松本インターからR158とつないで 15:30ごろ乗鞍ペン
ション村到着。この日は老舗のペンションのりくらにとまる。
ここには、和田勉をふたまわりほどおおきくしたような、気さくな
ガハハおばさん
夫婦と、若夫婦のペンション。(ペンションガイドには「ほがらか奥さんの手料理と
温泉ハウスが自慢」と書いてありました、訂正します)

ペンションは和、洋室の旧館(民宿形式)と、ホテル形式の新館(山のホテル)3室
がある。新館は、よりプライバシー保護され、あたらしく広い。(14畳が2つ)そして、
なんといっても温泉ハウスが近い。

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ペンションのりくら本館と山のホテル(新館)

乗鞍温泉は、白骨温泉のような真っ白い湯。
階段をのぼって温泉棟にはいると、すぐ右手が家族風呂、左手が女湯、奥の右
手が男湯。
家族風呂は、あいていれば、鍵をかけて入られる。結構深い湯は、大人2,3人
ぐらいはいれそう。天井は高く、洗い場も広いので、あまり家族風呂という感じは
しない。

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これは、
家族風呂。洗い場はひろく、天井も高いから気持ちがいい。


一方、男湯、女湯には普通の湯のほかに、寝湯、露天風呂がある。
中に入ると、硫黄のにおいが、あたりの木の香りと交い、秘境の感ただよう。

どのお湯にも、重い木のふたがしてあり、自分が最後のときは閉めていくのが
マナー。天井はガラス張りで、天気がよければ
満天の星を見ながら、ゆっくり
とお湯につかることもでき、この上ない贅沢。温泉は24時間利用可能。
(ここは翌日の宿泊費が何倍もするところよりも、ずーっと好評でした)


温泉棟にいく途中には、大きなベランダがあり、乗鞍の山並みや、満天の星空
を眺めることができる。当日は、天気が悪かったので、こんな日はプレイルーム
に山のようにある漫画本が、夜の友かな・・・。
漫画本の数は凄い、しかも全刊そろってる。昔読めなかった名作?を完読なんて
のも、可能かな。

夕食はお袋の味、盛りだくさん。ママは最初のスープ(量が多い)を飲んだあと、
3品目に出てきた牛肉(150g以上あったかな)をみて、絶句。最後のデザート
(アイス)は食べたが、女性には多かった模様。

朝は、目玉焼きとベーコンとパンに、自家製の4種のジャムがつく。
パン、コーヒーお代わり自由。大食いのパパは、何度もお代わりしました。

予約ですが、ホームページを持っていませんので、直接でんわで予約してくださ
い。新館は少し割高ですが、すぐいっぱいになるので早めの予約を。
一泊2食つき 7500〜9700円。 0263−93−2633

お風呂だけ希望の人も、近くに湯煙館なる共同浴場があります。

 

乗 鞍 岳

ガハハおばちゃんに、さいならして、車でいける日本最高標高地点へむかう。
ペンション村(ここだって1300m)から上って、途中の店で、乗鞍の涌き水をもら
う。ここでは、ジュース乗鞍岳の涌き水でひやしていて、「ジュースは有料だけど、
水はいくらでも無料だよー!。」
この言葉につられて、ペットボトル3本に水を詰めた。この水はたいへんおいしく、
翌々日までひっぱりだこだった。




ペットボトルに
涌き水をつめる ゆうすけ。

さらに上って、標高2500mに達した頃、渋滞を目の前に・・・。(^^;)父いわく、「頂
上近くの駐車場は少ないので、みんな一斉にでてくる朝は、渋滞になる」。

道路の標識によると、頂上まで1kほど。つまり、渋滞は1km。そうこうしているう
ちに、後ろにも車の列が・・・。朝7時に食事をして、出発していった人たちがずい
ぶんといた。
なるほど。われわれのように朝8時に普通に食事をして、デザートなんか食べてい
たんじゃだめだ。(すべて私が悪いんだが)せっかくここまできたにもかかわらず
(カーナビで見たら標高2500m)、Uターン。たいへん残念。くやしい!。ちくしょう、
次こそ!

 

芦原温泉つるや

福井有数の温泉地、とまったのは芦原温泉の開祖で、100年以上の歴史を持つ
老舗「つるや」。着いたら、車の鍵を預けると荷物を部屋までもっていってくれ、車
は裏の駐車場にとめてくれた。

長い廊下を通って、案内された部屋に入ると、10畳、4畳の2室に4畳くらいの応
接スペースと広い部屋。バス、トイレは剥くの木張り(温泉ではない)テレビの横に
は今日の夕刊がおいてあり、こころづくしは満点。(一応ほめときます)
回廊には著名な壁画もあったが、作者はわすれました。(すいません、趣味はな
いもので・・・)

温泉は大理石ばり、清潔そうで大きく、庭園風呂つき。胃腸にいいというお湯が
飲めるよう、小さなひしゃくがおいてあった。(飲んだが、にがくてしょっぱい変な
味、体にいいといわれなければ、飲めるものではない)
風呂の入り口では仲居サン?がたっていて、タオルや、子供のトイレの心配をし
てくれた。

残念なのは車を運んでくれた、お兄ちゃん。仕事はやるが、すこしけだるそう。私
の車を駐車場に持っていたあと、ドアをひらいて地面にぺっ!なあんて。あんた、
この仕事向いてないとおもうよ。

つるや 福井県芦原町温泉4‐601 TEL 0776‐77‐2001

芦原温泉には中心地に1984年に、芦原温泉110年を記念してできた、日帰り温
泉施設「
セントピアあわら」がある。この日は、お祭りだったこともあり、大人気だ
った。(あれは、お湯はこんでるだろうなあ)

 

雄島

この島はずっと神の島と呼ばれていたらしい。荒荒しい岩肌を見せるのが島の名
前の由来か。
この島まで240mの
朱塗りの橋がつながっている。浅い海にひときわ赤さが際立
つ、この橋をわたると、小さな広場に鳥居と狛犬が。

さらに進み、うっそうと生い茂る木々の中を130段の階段を上っていくと、うっそう
と茂る木々のなかに小さな広場が。左手には小さな神社がある。(戦国時代の朝
倉氏の神社で、海岸線が遠く見渡せることもあり、軍事拠点でもあったらしい。緒
田信長に焼かれたが、後日再建。)木々のきれ目からは東尋望ものぞける。

とくに、何もない。1度は話の種にいってもいいが、2度といくところではないかも。
橋の上を歩いているのが、一番気持ちがいい。
駐車場はあるが20台程度。混んでいて、まずとめられない。途中の道に止めるこ
とになる。

 

東尋望、海浜自然公園

天下の奇勝、東尋望も、子供にとってはだだの、でかい岩。雄大な景色にふと心
を奪われるのにはまだ少し時間が・・・。ということで今回は、東尋望の東南1.5k
に位置する、21万平米の広大な公園へ。

この公園は、きちんと整備されていて、とても気持ちがいい。海岸は、東尋望を
小さくした黒い奇岩が海につきで、磯あそびにちょうどいい。子供たちは、「ヤドカ
リ」や「かに」、「タニシ」などを沢山とリました。
おじいちゃん、おばあちゃんは、ベンチに座って荒荒しい日本海をずーっと眺めて
いました。

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昼食をとった海賊船

喫茶、軽食の店。この辺で食べるところを探すのはたいへん。取り合えず、海浜
自然公園からいちばん近いのがここ。

大人は2500円で新鮮な魚貝類の昼食。新鮮で透き通ったえびや、刺身、コリコ
リした食感のイカは、たいへんおいしかったのですが、唯一地元生まれの母は、「
高い割には、うまくない」と不機嫌でした。
たけゆきくんは大好きなクリームソーダを食べることができ、とってもご機嫌でした。

福井旅行ではなくて、ペンションのりくらの宣伝になってしまったかな・・・。

時期 98,8,8‐10

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