小雨が振る中、雨がふったら行く予定のスパリゾート・ハワイアンズへ。(昔の、
あの常磐ハワイアンセンターですよ。)常磐道 いわき湯元ICから5分ほどです
ぐについたが、駐車場から入り口までは、思いのほか歩かされた。ぬれた・・・。
施設内では、丸一日遊べるため、結構お金を使うことが多い(スライダー、食事、
買い物)。着替え、荷物は100円コインロッカーを使うことになるので、お金を取り
に行くたびに100円かかるし、面倒。
入り口すぐの売店では、首から下げる
建物の外観の古さに比べ、中はほとんど古さを感じさせない。ただ、こんな肌寒
い日でも人が多いのにはびっくり。1Fには50cmくらいの
また流水スライダーは4種類ある。身長120以下でものれるのは2つ。どのスライ
ダーも料金は同じ。(下参照)子供たちには、流れるプールや、浅いプールがとっ
ても好評。また、ゆうすけにはスライダーがとても記憶に残った様子。
これらのプールは温泉ではなく、冷たいが、小さな温泉コーナーがあり、体が冷
えたらそこで体を温められる。
流れるプールで泳く たけゆきとパパ。右は潜水艦のなかでVサインをする たけゆき。
子供たちの「
まーだあるの」という声を受け、長い通路をわたって別棟へいく。
屋外温泉プール。温度は41度とぬるく、ずっとつかっていてもノボせない。
結構広く、自然を連想させるいろいろなプールがあり、滝や、体の温まる暑いお
湯あり、火もたかれていてなかなか楽しかった。最後に、日本一といわれる大露
天風呂「与市」もあったが、子供たちは温泉プールに十分満足しているので、寄
らなかった。
いろいろと趣向をこらしたプールが、結構楽しく、子供たちにも大好評。機会があ
れば、ぜひまた行きたい。
東京では似たような施設?として、東京サマーランドがあるが、こんど行ってみて
比べてみようと思う。
このまま行くと、磐梯方面にもいけるが、大渋滞がみえているので、予定どうり奥
久慈方面へ。
●湯遊ランド塙(はなわ)ーのどかな温泉で懐石料理
自治省、国土庁の指定、補助をうけ98年春にできたばかりの塙町立温泉。
練馬区民は区の補助があり、ここの一泊5,000円(休前日でも)。これは区民とし
ては使わないわけにはいかないね。ということで、紅葉みごろなころに、宿泊予
約をいれた。
大自然(悪く言えば、ど田舎。埼玉や群馬あたりの田舎とは全然違う)のなかに、
不自然なほど立派な施設。できたばかりの木の匂いがほのかに漂う。お部屋は
中堅のシティホテル並、すべての部屋には、同町出身の富永一郎氏の原画が
飾ってある。
食事は季節の懐石料理で、レストランにいって行う。上品でおいしく、子供たちに
も大変好評。(ここの懐石料理だけのコースも、5,000円、7000円、10,000円の3コ
ースがある)
手前は塙名産の刺身こんにゃく。写真の他に、煮物、
茶碗蒸、ごはん、味噌汁、・・・、デザート。
失礼、おいしくて写真をとるのを忘れてた。
ゆうすけは子供用、たけゆきは幼児用のメニュー。大人一人前食べるたけゆきには、これでは不足。
部屋をのぞき、建物自体ガラスを多くつかい、外の大自然ができるだけ見えるよ
うに工夫してあり、あさ早く起きて、廊下に出ると、すがすがしく気持ちがいい。す
べての部屋からは、朝日がのぼるのが、見える。
食事中よってきた気さくな支配人の話によると、夏はかぶと虫や、みやまくわがた
が明かりにいっぱい集まってきていたという…。
温泉の、洗い場は、最近はやりのセパレートタイプ。(1人分ずつ区切ってある)
並の広さの内湯、露天風呂、サウナ(90度)があり、宿泊者は夜12時までと、朝6時
から入れる。シャンプーは2種類常備してあり、怪我にきくという薬湯もある。
一部が紅葉化する中、露天風呂でニヒルに決める?ゆうすけ。 翌朝は快晴。レストランと宿泊棟の間の広場で記念ショット。
大きな広場があり、真夏はここでバーベキューもしていたらしい。バーベキュー
コンロやテーブルがかたずけてあった。
翌朝、素晴らしい朝日の元、その広場にねっころがってたら、向こうにキャンプ
場がみえた。もう、みんな、出発の準備をしていた。
地図で見ると、常磐からも、東北からも結構な距離がある。しかし、道は驚くほど
すいていて、平均時速80〜100Kで飛ばせる。(途中には、車にはねられた動物
も3匹ぐらいころがってた)
しかしR289、R349はとても狭く、ところどころ落石や道路が水で流された跡があっ
た。また、この道の修復のため、大型トラックがとおるので、所々で立ち往生…。
まあ、那須にも近いし、ここんところの台風の雨などで道もやられたんだろう、きっ
と。
5/2-5/4
休前日、
7/18-8/6、
8/17-8/31平日
休日洋室
1室2名
13,800円
11,800円
10,800円
1室3名
11,800円
9,800円
8,800円
和室
1室2-3名
13,800円
11,800円
10,800円
1室4-5名
11,800円
9,800円
8,800円
特別宿泊室
1室2-3名
19,800円
17,800円
16,800円
1室4-5名
15,800円
13,800円
12,800円
1室6-7名
11,800円
9,800円
8,800円
日帰り温泉料金
大人
子供
幼児
PM5時以降
土・日・祝祭日
1,000円
500円
無料
半額
平日
800円
400円
無料
半額
バスタオル・浴衣レンタル
500円
更衣ロッカー
100円
●袋田の滝ー家族で半日遊べる?
幅73m、高さ120m、4段に落下する繊細な滝は別名4度の滝ともいわれ、
日本3大名曝(華厳、那智、袋田)の1つ、正面から見たときの迫力は抜群。
遊歩道があり結構歩くので健康にもいい。でも付近にはちょっと悪質な駐車
場もあるので、注意。
R118を南下していて、袋田の滝に近づくにつれ、急に車が増えてくる。田舎
の、のどかな道から、あっという間に大混雑の観光地にきた感じ。無料とか
いてある、お土産やの駐車場を過ぎ、滝方面へさらに走る。
1.駐車場に注意
左手を川にして走っていると、「滝への近道」、「滝へはここから」などと書いた
看板が、あちらこちらに出てくる。いったいどこで車を止めたら近いんだ?と
思い、目移りしてるするなか、交通整理のおじさん登場。まっすぐ行く車も多
い中、私は彼の指示に従い、左手にまがり橋をわたった。このへんには、橋
は一個しかない。当然ながら、わたると対岸には、いきづらい,。
その次のおじさんの指示どうり、300円と書いたきれいな駐車場に向かう。
駐車場の入り口つき、入ろうとしたところ、3番目のおじさんが目の前に出てき
て、さらに左に曲がった土の駐車場を指示。ちょっと気分をわるくしたが、まあ、
観光地はこんなもの。そんなことより、やっと、止められ一安心。
車から降りる準備をしていると、女の人がきて、「500円です。」「えっ・・・。」
実は3番目のおじさんは、他人の駐車場の入り口で、客の誘導をしていたのだ
った。アハハ。 (^_^;
2.迫力の滝と、「橋」
すこし、悔しい思いをして、車から降りて歩く。歩く、歩く…。5分ぐらい歩くと、お
土産やの列に。さらにしばらくあるいてやっと、滝トンネル(有料)の入り口へ。
神秘的な滝トンネルを200mぐらいあるくと、一番奥から明るい光と滝の水音が
もれてくる。期待に胸膨らませトンネルの出口にでると、一瞬にして目の前に
大迫力の滝が広がる。距離が近いので、水,しぶきも飛んでくる。これは、大感
激。華厳の滝なんかよりずっといい。(他意はありません)
トンネルの途中の分岐点には吊橋があり、滝が作り出す川の対岸に行ける。
この吊橋は、人が歩くと大きく縦にゆれ、滝の水しぶきで若干すべる。こわい。
実は、この吊橋をわたって、2、3分戻るとお土産屋がある。ここまでくると、車が
目の前を通っていることに気づく。あの橋を渡らなければ、こんなに滝の近くまで、
車でこれたのだ…。
滝トンネルでいった滝の正面、午前中は逆光。そして、ゆらゆらゆれる吊橋とゆうすけ。
3.根性の散策路
吊橋をわたると、1周1時間半という散策コースへつながる、急な鉄骨の階段が
ある。何があるかわからないが、皆上っていくので我々もチャレンジ。200段ほ
ど上がったところで、袋田の滝を上から覗けるところに・・・・。皆ここで戻るのだ
が、元気なゆうすけ、たけゆきはさらに上に登っていく。(ここいらから、傾斜40
度以上、ぼろぼろの石段にかわる)
さらに200段ほど登ると、左50mで、上流の小滝へ、上に0.7kで月居峠という看
板。(ここまで来る人はまれ)
どんどん階段を上るゆうすけに対し、残りの家族は途中でギブアップ。階段を降
りながら、数えたら599段だった。ふう〜っ。パパはハイペースのゆうすけについ
ていって、途中で足はがくがく…。
このあたりが約500段目。めったに人もこない。
ゆうすけを説得してやっと降りることに。
「パパはやく降りてきてよ!」「う〜ん。まってくれ、すぐ行く。」
階段を、吊橋のところまでもどり、2,3分歩くと展望台へついた。
ここからは袋田の滝と紅葉がきれいにみえる(はず。残念ながら紅葉はまだ)
そこから少し降りたところのお土産やで、昼食に「名物手打ちそば」をたべた。すき
っぱらでも、まずかった。
■名称:袋田の滝
■料金:駐車場 無料〜500円(標準300円)
滝トンネル 大人100円、子供50円
■連絡先:太子町観光協会
02957-2-0285
■評価:☆☆☆☆
●りんご狩りー明るく楽しく、そしておいしい林檎
奥久慈はりんごでも有名。20軒弱の林檎園のうち、こんかいは伊藤園(伊藤果
樹園)さんに。
ここは、たいへん良心的。いろいろなりんごを次々と試食させてくれ、どのりんご
を採るか決めさせてくれる。
そして、伊藤園さんのおじちゃんおばちゃんは、みんなやさしく、とっても明るい。
この日は、陽光、ジョナゴールド、王林、など4種類を、家族4人で試食した。(試
食でもけっこうな量食べれる。)
親は甘酸っぱいジョナゴールドがよかったが、ゆうすけの
「あまい陽光がいい」
の一言で、陽光に決定。
ゆうすけとたけゆき それぞれの袋に一杯、りんごを取ってお土産に持ち帰った。
また、近所のおじさんが作ったという、刺身こんにゃくも試食。大変おいしかった
ので、おみやげと、自分用に2つ購入。(500円)
場所は、R118から袋田の滝方面へまがって(袋田の滝へ曲がる道を過ぎて)5分。
この伊藤果樹園を最初に、20件弱の林檎園が続く。
■名称:伊藤果樹園
■料金:入園料 大人300円、子供200円
(実際には、子供の料金はとらなかった)
取ったりんごは量り売り。(珍しく東京の市場価格よりやすかった)
■種類: 9月
つがる、世界一、千秋
10月
スターキング、むつ、ゴールデン、陽光、紅玉、ジョナゴールド
11月
王林、ふじ
■期間:9月上旬から11月末くらい
■所在地:茨城県久慈郡太子町小生瀬2050
■連絡先:02957-6-0107
■評価:☆☆☆☆
●竜神峡竜神大橋-日本一の大吊橋
R349へ移り、竜神峡という名前と、日本一の吊橋ということで行ってみたが…。
毎年ゴールデンウイークには、この橋に多くの「鯉のぼり」がかあることで有名。
吊橋は、しっかりしたコンクリ造り。わたってみたが雨のため、先は通行止め。
ここも、竜神峡、竜神ダム、武生神社(神武天皇降臨の地?)、竜神ふるさと村
などがあり、美しい景色を見ながら子供たちも十分遊べるはずだったが…。
■名称:竜神大吊橋
■特徴:橋長 375m、幅員 3m、湖面からの高さ100m
■料金:吊橋通行料 大人310円、子供200円、駐車場 無料
■営業時間:8:30〜17:00
■所在地:茨城県久慈郡水府村天下野2387-4
■連絡先;水府村物産センター0294-87-0375
■評価:☆(ほとんどいけなかったので吊橋だけの評価)
●紙屋-おいしいおそば!?
茨城の和紙は、名産品として名高く、水戸藩の専売品でもあった。徳川光圀(水
戸黄門)は、「西の内紙」となづけ、有名な大日本史の編纂用紙としても使用した。
この「西の内紙」の伝統をまもる、菊池五介さんのおうちでは、実はそばやもやっ
ている。もちろん、そばは茨城県北部の名産品でもある。
昼間たべた、袋田の滝「名物手打ちそば」のまずさのせいか、夜はそばの食べな
おし。今度は太田市のそばでも食らうか…。
庶民的な感じの店。近所のおじさん、、おばさんもいっぱい食べに来てた。しかし、
しっかりした腰の手打ちそばは、意外な美味!。
そして値段の安さも特筆もの。ぜひ、ぜひ、お勧めしたい。
・小肉どん付き ざるそば 800円
・さばの味噌付き ざるそば 750円
肉どんはおふくろの味、さばの味噌煮にいたっては、子供たちに大好評、家でも作
って欲しいとリクエストが。(ママは、作ってたんだけど・・・ ^_^;)
実は、せっかくだから地元で食べようとR118をずっと南下してきて、食べるところが
なく、仕方なしに入った店。(R349はもっと何もなかった)
「きそば」と書いたのれんが、見えるかな。これがないと食事ができるとは、思えない。
■名称:紙屋(たぶん)
■所在地:茨城県山方(やまがた)町諸沢943−3
R118沿い。道路向かいはパチンコ屋。
たしか、「紙屋」とかいたでかい看板が出ていた。
なんにもないところに突然紙屋とパチンコ屋がでてくるから、すぐ分かる。.
■連絡先:02955-7-6647
■評価:☆☆☆☆(思いのほかおいしかったので、おまけ)
時期 98.10.24